iHerbコラボ!Natrol免疫サポート系サプリメントレビュー 前半

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iHerbコラボ!Natrol免疫サポート系サプリメントレビュー 前半

すっかりご無沙汰していましたが、久しぶりにレビューを投稿します!なんと今回はiHerb様(以下、iHerbとします)にスポンサーになっていただいて、Natrolの6つのサプリメントをご紹介します。懸賞のお知らせもありますので、ぜひ最後までお読みください!※懸賞応募期間は3月13日に終了しました。ありがとうございました。

 はじめに

レビューのテーマは免疫サポート系のサプリメントです。「免疫サポート」は目的別サプリメントとして、まだまだ国内での認知が低いテーマですが、iHerbでは以前から目的別サプリメントのテーマとして免疫サポート系のカテゴリーが存在し、昨年からのCovid-19の流行で一気に主役に躍り出た感のあるテーマです。レビューでは前半と後半とに分けてサプリメントをご紹介します。前半は免疫サポートの基本となるビタミン系のサプリメント、後半では乳酸菌や複合型のサプリメントをご紹介します。ではまず前半の記事から始めていきましょう!

 Natrolについて

本題に入る前に今回ご紹介するサプリメントの製造元であるNatrolのご紹介をさせてください。Natrolは1980年創業の老舗サプリメントブランドです。当初はビタミンCやダイエット対策サプリメントを取り扱っていましたが、90年代中盤から総合サプリメントメーカーへと成長しました。特にメラトニン5-htp脳認知サポート美容系サプリメントなど比較的新しい分野のサプリメントに強みがあります。iHerbでもこれらのサプリメントが売り上げ上位を占めますが、ビオチンは特に人気があって、このカテゴリーではずっと売り上げNo.1商品という印象がありますね。一番売れ線の10,000mcgの100錠入りはレビュー数も16000を超えているiHerbを代表するサプリメントです。

 Natrol イージーC(Easy-C)

前半ではビタミンC、亜鉛、ケルセチンをご紹介します。まずはビタミンCからご紹介しましょう。ビタミンCは言わずもがな、数あるサプリメントの中でも最も基本的なサプリメントです。その医学的メカニズムは現代においても完全には解明されていませんが、人間は体内でビタミンCを生成することができず、肉体的ストレスや治癒に際してはビタミンCの要求量が増大することが分かっています。このような理由によりビタミンCは「WHO必須医薬品モデル・リスト」にも含まれています。さて、Natrolの「Easy-C」はベーシックなビタミンCですが、ビタミンCが持つ緩化作用(便を柔らかくする)を抑えるアスコルビン酸カルシウムが成分として採用されていますので、おなかの調子を気にする必要はほとんどありません。商品名の「Easy」(安心)にはそういった意味が込められているのですね。

Easy-Cの錠剤はタブレットタイプです。サイズ感としてはかなり小ぶりで、さらに表面に薄いコーティングが施されているため、口に含んだ際に違和感がなく、スムーズに服用できる配慮がなされています。

 Natrol 高吸収亜鉛 パイナップル風味

次に亜鉛をご紹介します。亜鉛は人が生きていくために必要な必須ミネラルで、亜鉛が体内で欠乏すると栄養素の摂取不良を招き、貧血、皮膚障害、免疫機能の減弱などが起こると考えられています。さてNatrolの亜鉛ですが、チュワブルタイプになっていて、パイナップル風味になっています。これでお菓子のようにポリポリと食べることができるのですが、実はこれには意味があります。Natrolの亜鉛は一日の服用量を2回に分けて摂取する前提で作られています。これは栄養素の体内吸収のメカニズム上、一度に吸収できる分量がある程度決まっていて、吸収されなかった亜鉛は体外に排出されてしまうため、一回の服用量を少なめに抑えています。とは言え、日中忙しい人が忘れずにサプリメントを複数回摂ることは意外に大変です。そこで、このようなチュワブルタイプにしておくことで、いつでも気軽に摂取することができ、かつ、お菓子代わりになることから、このサプリメントの存在を容易に思い出しやすくして適切な摂取を促進するという配慮になっています。なお、名称に「高吸収」とわざわざ銘打たれているのは理由があって、ミネラル原材料製造のトップメーカーであるAlbion Human NutritionのTRACCSというキレート特許取得の亜鉛原料を採用しています。

Easy-Cと同じくZincの錠剤もタブレットタイプのように見えますが、こちらはチュワブルタイプとなりますので、口内で嚙み砕いたり、舐めたりしながら服用します。パイナップル味となっていますが、フレーバーの主張は控え目で、それと知らないとパイナップル味と分からない程度です。仕事中や勉強中のちょっとした気分転換に持ってこいですが、亜鉛は過剰摂取すると逆に害となりますので、摂取量にはご注意ください。

 Natrol ケルセチンコンプレックス

前半の最後にケルセチンをご紹介します。ケルセチンは玉ねぎなどに含まれるフラボノイドでビタミンPとも呼ばれています。一般的に血流を改善する、脂肪吸収を抑制する、コレステロールの値を下げるといった効果が示唆されていますが、ビタミンCや亜鉛に比べるとエビデンスが少ないので明確な効果はよく分かっていません。ちなみに管理人はここ数年の健康診断でLDLコレステロールの値がずっと高いので、昨年からケルセチンの服用を始めていました。今年の健康診断が終わって、結果が出たらこの記事を更新してご報告するつもりです。

Natrol ケルセチンの錠剤は一般的なカプセルタイプです。サイズもiHerbのサプリメントとしては平均的なタイプですね。ビタミンP系サプリメント特有の色鮮やかな発色です。

なお、これ以降の記事は参考までにご紹介するものです。サプリメントの摂取はご自身の判断でお願いします。

ところがここに来て、Covid-19の流行によって、ケルセチンが持つかもしれない免疫調整機能が注目を集めています。Covid-19は免疫機能が過剰反応を起こすことによって炎症が劇症化する病気ですが、ケルセチン、ビタミンC、亜鉛などのサプリメント服用によって中症状までの炎症の緩和(劇症化の抑制)が示唆されています。しかし、一方で患者はサプリメントと併用して治療薬なども服用しているため、医学的にこれらのサプリメントがどの程度症状の緩和に寄与しているか因果関係が立証されるのは相当先のことになりそうですね。最後に実際のアメリカの医療現場ではすでにこれらのサプリメントの運用が始まっていることをご紹介しておきます。

~イースタンバージニアメディカルスクールのCovid-19用サプリメントレシピ~
・ビタミンC 500㎎ 1日二回
・ケルセチン 250mg
・ビタミンD3 1000~4000u
・ビタミンB群
・亜鉛 30~50mg
・メラトニン
※2020年11月30日付 EVMS Critical Care Covid-19 Managemenet Protocolより抜粋
https://www.evms.edu/media/evms_public/departments/internal_medicine/Marik-Covid-Protocol-Summary.pdf

 記事は後半に続きます。懸賞のお知らせもありますので、ぜひお見逃しなく!

注)懸賞応募期間は2021年3月13日(土)までとなります。 懸賞応募期間は終了しました。

 参考文献

  1. 厚生労働省 eJIM 海外の情報 サプリメント・ビタミン・ミネラル
  2. Wikipedia WHO必須医薬品モデル・リスト
  3. Journal of Inflammation | Anti-inflammatory potential of Quercetin in COVID-19 treatment
  4. medRxiv | Evaluation of the Effect of Zinc, Quercetin, Bromelain and Vitamin C on COVID-19 Patients